すこし、私の話をさせてください。
わたしは、英語をはなすことに、ながーいこと、コンプレックスをもっていました。
理由のひとつは、発音です。
学生時代・受験期は、複雑怪奇な発音記号を暗記してしちゃいました。
だから、テストで点数をとるのは、困りませんでした。
でも。
こんな記号、どうやって、口にだせばいいんでしょう??
sístəm
わかりません!!!
なので実際に話すときは、
システム
と、バリバリのカタカナ英語 で言っていました。
あえてカタカナで書くとすると・・
スィスティム
ですよね。
システム
といわれると、たぶん、聞くほうは、理解するのが大変かと思います。
以前、わたしは、外資系の医療機器の会社で広報の仕事をしていました。
普段は英語を使いません。
ですが、その会社がアメリカの会社に買収され、
買収先の担当者による説明会やミーティングに出席することになりました。
ぜんぶ、英語です。
これが、ほんっとうに、嫌でした。
質問ひとつまともにできないんです。
がんばって聞いてみると、
「・・・なに、いっているの!?」
という顔をされ、会話が、続きません。
おかげで、英語コンプレックスになりました。
でも・・・もう一度英語をがんばろう!と決めたとき、
英語の発音にも、ちゃんと、向き合うことにしました。
とはいったものの、こんな発音記号、
æ
ɑː
ə
ɜː
iː
ɔː
ʊ
uː
なんとか覚えたところで、
・・・実際に、あっているかどうか、確信がもてません!!
そんな私がであったのが、
フォニックス
でした。
フォニックスは、英語の発音の覚え方ルールです。
私は最初にこれをしったとき、
目から、ウロコが、おちました。
「どうして、もっと早く、これを教えてくれなかったの!?」
と、叫びたくなりました。
考えてみると、
ネイティブの子供たちは、英語の発音をどうやって、おぼえているのでしょう??
日本語のように、書いた文字と発音する文字がちゃんと一対一で
つながっている言葉なら、発音は簡単です。
でも英語は、単語によって発音の仕方が違います。
そして、英語ってものすっごく単語数が多い言葉です。
オックスフォード英語辞典によると、最近使用された例がある英単語は約17万語
ネイティブスピーカーは、2万〜3万ワードを使っている、といわれています。*
これだけの単語の読み方を、
まさか・・ルールもなしに丸暗記しているわけ・・ないですよね。
暗記しているとすると、英語を話せる人は、
みんな大天才です^^;
じつは、英語の発音を覚えるためのルールが、あるんです。
それがフォニックスです。
次回から、詳しくかいていきますね。
*参考ページ:https://englishlive.ef.com/ja-jp/blog/language-lab/many-words-english-language/